今日、ののちゃんが学校から帰ってきてから、ご飯を食べながらポツリ…と言いました。

「5教科と4教科、どっちが重要なんだろう…。」

クラス分けのことを気にしているのが、すぐにわかりました。

「どっちかといえば5教科なんだろうけど、先生は9教科でみるって言ってたよね。」

うん…。

不安そうな顔をしていました。私はその顔を見て、何かが吹っ切れたような気がしました。

「でもね、ののちゃん、ののちゃんはこの一年間よく頑張ったよね。何も後悔なんかないよ。あるとすれば反省だけで、悔いなんかないよね。だとしたら、もうクラス分けのことは気にしなくていいよ。後悔しないくらい頑張ったんだもん。何組になったって、そんなの関係ない。反省は今日からの勉強に生かせばいいんだよ。2年生に繋がる努力をすればいいんだよ。もう済んだことは気にしないで、今日から2年生に向けた勉強しよう。また頑張ろう。」

私は心から思ったことを話しました。ののちゃんは、うん、と言ってご飯をまた食べ始めました。

そうは言っても、また気にするのかもしれないけど。

いつか、5年後には結果をださなければならない日が来る。

でも、今はその日に続く経過の日々です。この子はこの一年間よく頑張った。親から見ても、断言できます。クラス分けは、その経過の一つでしかありません。どこに所属してようと、やることは同じです。いつか満開の桜を咲かせるために。

満開の花を揺らす大木に育つべく、今日もののちゃんは勉強しています。

よく頑張ったよ。偉かった。

いい一年間でした(^-^)